十和田湖のおはなし。

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十和田湖に着きました。
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少し紅葉が始まっていました。
今回の旅も主人と東北のお友達が企画してくれて。
導かれるように訪れた十和田湖。
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前回、訪れた時にお土産物屋さんのご主人に聞いたお話なのですが、
十和田湖には龍の伝説があるのです。
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昔々、秋田の草木というところに、八之太郎と言う若者が住んでいました。
八の太郎は、ある日、仲間と山仕事に出かけ、ご飯の支度の当番になりました。
川で魚を捕まえ、今晩のおかずにと焼き始めました。
魚の焼けるいい匂いがし始めると、空腹の八の太郎は、我慢ができなくなり、
自分の魚どころか、仲間の分まで食べてしまいました。

すると、急に焼けるように喉が渇き始め、川の水を飲み始めました。
いくら飲んでも渇きが収まりません。ついに、川をせき止め、水に口をつけて
ゴクゴク飲み始めました。ようやく渇きが収まり、あたりを見回すと、
川は大きな湖となり、自分の体は大きな大蛇となっていたのです。

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嘆き悲しんだ八の太郎は、雷が轟くような鳴き声をあげて、湖の底へと
沈んで行き、この湖の主となりました。

それから、何百年も後のこと。修行中の南祖坊というお坊さんが、
熊野神社を訪れた時に、夢の中でお告げを聞きました。
「この世で1番美しい山と湖をあなたに捧げよう。
 修行の旅に出なさい。わらじの緒が切れたところが永住の地じゃ。」

夢のお告げから何十年も経ってから、十和田の山にたどり着いた時、
ついに、わらじの緒が切れました。
お告げの地はここだと、確信して、湖に入ろうとした時、凄まじい音と共に、
水柱が立って、怒り狂った大蛇が現れました。

「今すぐ立ち去れ!」と言う大蛇の前に、南祖坊は、ひるまず、
「熊野のお告げにより、この湖の主となるためにここに来た!
 と、言って、九頭龍に化身し、両者の戦いが始まりました。」

天地をゆるがす戦いは七日七夜続き、南祖坊は、とうとう仏様の力を借り、
法華経を、頭上に掲げると、一字一字が矢となって、大蛇に突き刺さり、
ついに南祖坊の龍が勝ちました。

負けた八の太郎は秋田の八郎潟へと、逃げて行きました。

戦いに勝った南祖坊は、十和田湖の主となり青龍権現様と呼ばれ
多くの人から、厚い信仰を受けることになりました。

そんな伝説があるそうです。

龍が、好きな私ですが、このような日本の神話にとても
興味があります。

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神話って、ファンタジーな作り話のようでもあり、実際にいた人物の話も
絡めて作られているような気もするし。。。

ひょっとして、九頭龍が広大な湖を守っているのかもしれないと
思うとワクワクしますよね。

今回、駆け足で十和田を回ったので、ゆっくり
十和田神社に行くことができなくて残念でした。
毎年旧暦の5月15日には大祭が行われ
全国から多くの方がお参りをするそうです。
新緑の季節の十和田湖、奥入瀬は、いいでしょうねぇ。




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by FAPhotography | 2018-10-10 10:14 | 東北


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