2018年 09月 24日
スノーモンスターとの出会い。〜空想の物語〜
教えてもらったサファイアレイクには、たどり着けそうにもありません。
気がつけば、辺り一面、真っ白な雪景色。
お城のある島は、思ったよりも寒く、降り積もった雪で道がかき消されていました。
どうしようと、途方にくれていると。。。
え?雪だるま?
いえ、よく見ると雪だるまのような怪獣です。
慌てて逃げようかと思いましたが、雪の怪獣が話しかけてきました。
大丈夫だよ。私たちは悪者じゃないから。
こんな吹雪の中、どこに行きたいんだい?
と、雪の怪獣、スノーモンスターは、聞きました。
サファイアレイクに、行きたいの。と言うと、
じゃあ、道案内してあげるよ。と、言うので、スノーモンスター達の
旅の仲間に入れてもらう事にしました。
背中に乗せてもらうと、ふんわりしていて、冷たい中にも、
ほんのりした暖かさを感じました。
一見、冷たそうに見えますが、ハートはとても暖かそう。
やはり、人は見かけによりません。って、人じゃなくモンスターか。笑
なぜ光に向かっているの❓と聞くと、暖かいところに行って、溶けて蒸発したら、
雲になって、又皆んなで、空の旅を続けられるから。と、言いました。
彼らはとても夢を持っていて、努力家のようでした。
しばらく、スノーモンスターの旅の仲間に入れてもらうことは、
自分にとって実りあるものになると、確信しました。
サファイアレイクを目指して旅は続きます。
つづく。
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by FAPhotography
| 2018-09-24 22:35
| おはなし